屋根塗装工事は耐用年数が重要|塗った方が良いのかな?って思った時

こんにちは、リフォ丸です。

世の中には自分の家の屋根に対して、あまり関心がない人と、屋根ばかりでなくリフォーム全般に関心がある人がいます。

しかし、屋根や住宅に関心がない人でも、「塗装ぐらいしなきゃ、雨漏りしてくるんじゃないだろうか?」と言う事で、屋根塗装工事を行った方が良いか?と言う事を迷う場合があります。

 

では、屋根は塗装工事をしないと、雨漏りの元になっていくのでしょうか?

そして、屋根塗装工事などのメンテナンスは行った方が良いのでしょうか?

 

結論からお話ししますが、

劣化して雨漏りの原因になりますので、定期的に屋根塗装工事を行って下さい。

と言うのが答えになります。

 

それでは、屋根塗装工事を行わないで放置したままの状態だと、屋根はいずれどうなっていくのでしょうか?

塗料や屋根板金の耐用年数など、色々な角度からお話ししていきます。

 

 

屋根塗装工事は周期を守る!耐用年数を超えると雨漏りが

屋根だけでなく、リフォーム全般に対してあまり関心がない人と言うのは確かにいます。

そして、例え関心がなかつたとしても、それが悪いと言う訳ではありません。

しかし、そんなあなたでも、これからこのページでお話ししていく事を聞いて、果たして無関心でいられるでしょうか?

 

まず、屋根に於いて一番困る事と言えば、やはり雨漏りではないでしょうか?

例として、屋根の素材が板金の屋根と言う事でお話ししていきます。

 

まず、屋根の塗装と言うのは、雨漏りととても深い関係があります。

屋根板金の場合、築10年を目途に、おおかたの家で色褪せと言う現象が起きてきます。

 

更にこの色褪せを放置する事によって、赤錆の発生と言う現象が起き始めます。

 

そしてこの赤錆も何の対処もせずに放置すると、錆の範囲も広がっていき、錆の深度もどんどん深くなっていきます。

 

屋根板金の厚さと言うのは、通常0.35mm~0.4mmのものが最も多く使われていて、1.0mmにも満たない厚さのものです。

と言う事は、この1.0mmの厚さにも満たない屋根板金に出来た赤錆を、そのまま放置すると言う事はどうなるのかと言うと…

 

分かりますよね。

当然、赤錆の深度が深くなって、最終的には穴が開いてしまうと言う訳です。

そして、雨漏りが始まっていく訳です。

 

では、逆に、赤錆が出た箇所に対しては、どの様な処理を施していくのかと言うと、簡単に言うと削って赤錆をそぎ落としていく事になります。

これを屋根塗装工事の工程に於いて、ケレンという作業になります。

つまりやすりの道具を使って、赤錆を削っていくと言う事になります。

 

しかし、やすりをかけて削ると言う事は、元々厚さが0.35mm~0.4mm程度しかない板金を、更に薄くしていくと言う事になります。

 

だから屋根板金と言うのは、穴が開く前に、また、出来れば赤錆が発生する前の色が褪せてきた段階で、塗装と言うメンテナンスを施して、健康状態を保ってあげる事が大事になってくる訳です。

 

だからこの記事を読んでくれているあなた。

きちんと定期的に屋根塗装工事を行って、板金に穴が開かない様に注意しましょうね。

 

 

塗料別に紹介!屋根塗装工事の金額を耐用年数順に紹介

前の見出しで、屋根は塗装工事を施してあげて、メンテナンスを行う事が大切なんだ、と言う事はご理解いただけたと思います。

では、実際に屋根塗装工事を行う時には、一体どの程度の費用がかかってくるものなのでしょうか?

 

下記に屋根塗装工事で使用されていく塗料と一緒に、金額と耐用年数をまとめてみました。

塗料 1㎡あたりの単価 屋根面積が150㎡の場合 目安の耐用年数
アクリル塗料 1,250円 187,500円 3年前後~4年前後
シリコン塗料 1,500円 225,000円 5年前後~7年前後
フッ素樹脂塗料 2,300円 345,000円 10年前後~15年前後

 

金額については、お住まいの地域や、屋根塗装工事をご依頼される業者さんによっても変わってくると思いますが、おおよそ上記の様な感じでお考えいただければ大丈夫です。

続いて、屋根塗装工事の工程についてご説明していきます。

 

 

屋根塗装工事の工程によっても耐用年数は変わってくる

屋根塗装工事は、一般的に下記の流れで行われていきます。

工程 目安の日数
高圧洗浄~乾燥 1日
ケレン 半日~1日前後
錆止め 1日前後
中塗り 1日前後
仕上げ塗り 1日前後

 

一般住宅の板金の屋根塗装工事の場合は、使用される塗料の違いはあっても、通常は上記の工程で施工していく形になり、『錆止め~中塗り~仕上げ塗り』の3回塗りと言うのが、基本になっています。

そして、前の見出しでご説明した塗料の中で、どの塗料を使用していっても、工程を省けばその分だけ、耐用年数にも大きく影響していく形になります。

 

 

屋根塗装工事の決め手は耐用年数が最も大事

屋根塗装工事を行うにあたって、一番重要視していただきたいのは、塗料の耐用年数です。

 

屋根の場合、職人さんたちが屋根の上に立って作業が出来るか?と言う問題も絡んできます。

あまりにも傾斜がきつく、立って作業が出来ないと言う屋根の場合は、職人さんたちが作業出来る様にと言う事で、屋根の上にも足場をかける事になります。

 

また、足場をかけなくても作業が出来る場合でも、3年~4年の間隔で屋根塗装工事を行うとなると、住んでいるご家族の方でも、気持ち的に落ち着かないのではないでしょうか?

勿論、色んな理由で、アクリル塗料を選ぶ事もあるかも知れませんが、頻繁にやり直しが出来ると言うものでもありませんので、最低でも5年前後以上はもつと言われている、シリコン塗料以上で塗るのがベストになります。

 

 

屋根塗装工事のやり時は板金の耐用年数によっても変わる

屋根の塗装についてあまり関心のない方や、住宅を建築してから一度も屋根塗装工事の経験がない人にとっては、ご自宅の屋根が塗装時期に入ってきたのか?と言う事について、見極め自体が出来ないと思います。

しかし、この見極め方を知る事によって、ご自宅の屋根の健康状態を保てる様になると思います。

 

まず初めに覚えて頂きたいのが、屋根の板金(通常は、ガルバリウム鋼板と言う板金が使われます)には、塗膜保障が10年保障、15年保障、20年保障と言う3つの種類があると言う事です。

単純にこの年数の通りなのですが、10年保障のガルバリウム鋼板の場合は、建築してから、おおよそ10年後に初回のメンテナンス時期がやって来ると言う事になります。

これと同じで、15年保証のガルバリウム鋼板の場合は、おおよそ15年後に初回のメンテナンスの時期がやってきます。

そして、20年保証のガルバリウム鋼板の場合は、おおよそ20年後に初回のメンテナンスの時期がやって来ると言う事になります。

 

他にも、耐用年数に満たない年数でも、赤錆が発生したり、極度に色あせてくる様な場合も、初回のメンテナンスの時期がやってきたと言う風に思っていただけるといいでしょう。

 

 

前回の屋根塗装工事で塗った塗料の耐用年数の調べ方

数年前に一度屋根塗装を行っている屋根の場合も、数年後には再び屋根塗装工事の時期がやってきます。

基本的には、前回の屋根塗装時に使用した塗料の耐用年数を目安としますが、その他にも下記にあげる様な事が目に付く様になったら、再び塗装時期がきたと言う風に思って下さい。

 

・前回塗装時の塗膜の剥離

・チョーキング(屋根を指でなぞった時に、塗膜がチョークの粉の様に付く様になる現象)

・赤錆の発生

・色褪せ

 

屋根の健康状態を保つ為に、上記の様な症状が出始めたら、再び屋根塗装の時期が訪れたんだな、と言う風に解釈する様にしましょう。

 

 

注意はココ!屋根塗装工事で耐用年数の他に知るべき箇所

数あるリフォーム工事の中でも、手抜き工事と言われるものが一番多いと言われているのが、屋根塗装を初めとする、塗装工事になります。

一度色を塗られてしまうと、きちんとした工程で施工されたのかと言うのが分かりずらくなってしまう為、まるっきり業者や職人さんたちにお任せと言うのは、あまりお勧め出来ません。

特に下記で説明している事は、うっかりしていると行われる可能性がある事ですので、注意を配ると言う意味でも頭の隅に入れておきましょう。

 

 

家の人たちが行けない高い場所や見えない箇所の施工

要するに施主からの目に及ばないところでの工事になると、手を抜かれる可能性がある、と言う事です。

あらかじめ自分たちでは確認出来ない場所などをピックアップしておいて、工事中の工程ごとの写真を撮影してもらうなどして、きちんと目を光らせているんだ!と言う意識を持ってもらう様にしましょう。

(職人さんたちも人間です。実際の現場では、故意かうっかりかは別として、本当にこの様な手抜き工事まがいの事が起こ時があります。)

 

 

塗料の缶の塗料名を確認する

悪い業者さんにあたったりすると、本当にこの様な事も起こったりします。(実際に本当に起こったりします。)

契約した時の塗料がシリコン塗料だったのに、実際に塗られたのはアクリル塗料だったなんて事…

シリコン塗料にしても、アクリル塗料にしても、実際に塗られてしまえば、素人の方ではどちらの塗料かと言うのは、見分けがつかないと思います。

しかし、アクリル塗料とシリコン塗料とでは、耐用年数自体も大幅に変わってきます。

5年~7年前後はもつと思っていたはずが、耐用年数が3年~4年前後の塗料だったなれば、大問題です。

工事中は、実際に使用されている塗料の一斗缶が現場内に置かれてありますので、きちんと缶に書かれている塗料の種類が、注文した塗料と同じかどうかと言う事を確認する様にしましょう。

 

その他にも、作業光景を見ていて腑に落ちない点や、怪しいと思うところがある場合は、遠慮せずに納得いくまで説明を求める様にしましょう。

先ほもお話ししましたが、見られている!と言う意識を持ってもらう事が、ある意味重要になってくる、と言う事を覚えておきましょう。

 

 

屋根塗装工事を耐用年数で考えた時の他のやり方

屋根塗装工事のデメリットで一番最初に思い浮かんでくる事と言えば、数年後に再び再塗装の時期がやってくる、と言う事ではないでしょうか?

そして住宅によっては、屋根塗装を行う際に足場が必要な場合もあります。

それを数年ごとに周期を守って行うとなると、億劫に感じる方もいらっしゃると思います。

では、同じ屋根のメンテナンスの中でも、一度メンテナンスを行ったら、そのまま建て替え時まで手をかけなくてもよくなる方法についてお話ししていきます。

 

この場合は、屋根塗装工事ではなくて、屋根板金の葺き替え工事が対象になってきます。

葺き替え工事も屋根塗装と同じで、その使用していく板金によって耐用年数が変わってきます。

一般的には、最初の塗装によるメンテナンスまでの塗膜保障が、15年保障のものと、20年保障のものになります。

しかし、これでは、数字を見てお分かりになっていただける通り、葺き替えしてから15年後、または、20年後に初回のメンテナンス時期がやってきてしまいます。

 

そこでお勧めしたいのが、カラーステンレス板金での葺き替え工事になります。

 

ステンレスが素材の場合は、ガルバリウム鋼板の板金と違って、赤錆が出る心配がありません。

また、工事を行う際に足場が必要な住宅の場合でも、一度ステンレス屋根に葺き替えしてしまえば、その後は塗り替えなどをしなくても済みますので、そういう意味でのストレスもなくなっていきます。

一昔前と違って、今は、カラーステンレスと言う板金がありますので、色も豊富な中から選ぶ事が出来る様になっています。

金額的には、1㎡あたり10,000円前後から12,000円前後と、多少金額が張るものの、一度葺き替えをすると、建て替えをする時まで、屋根に関しては手をかけなくてもよくなりますので、金額面で抵抗のない方であれば、お勧めの工事方法となります。

 

 

訪問販売業者は屋根塗装工事の耐用年数もトークに悪用

先ほど、手抜き工事が一番多いのは屋根塗装などを含む塗装工事、と言う事でお話ししましたが、リフォーム工事の中で、訪問販売業者が一番多いのも、屋根塗装を含む塗装工事なります。

これは、住宅の傷み具合が家の中と違って、道路から丸見えの状態と言う事で多いらしいです。

そしてそこに目を付けて、屋根板金や塗料の耐用年数を偽ったり、その他、ありもしない事を営業トークの中に組み込んで、近づいてくる訪問販売業者がいます。

もし、訪問販売業者の方がやって来て、あなたの家や屋根に対して、腑に落ちない事などを言ってくる場合は、相手にせずに丁重にお断りする様にしましょう。

一番良いのは、訪問販売業者の方が営業に来た場合は、玄関を開けずに全く相手にしない事です。

 

 

アパート経営の屋根塗装工事は法定耐用年数で全額経費に

もし、ご自宅でご商売をやられていたり、その他に事業用のアパートや貸家などを所有している方の場合は、その建物の屋根塗装を行った時は、費用を全額経費として落とせる場合があります。

ただしこれは、必ず経費で落とせると言う訳ではなくて、基本的な要件を満たせば、と言う事になります。

 

通常、事業用として使用している建物の屋根塗装工事を行った場合、修繕費または、資本的支出のどちらかで処理されます。

この場合、修繕費として認められる場合は、全額経費として落とす事が出来ますが、資本的支出としてみなされる場合は、法定耐用年数により減価償却されて処理される事になります。

ただ、もし資本的支出と見なされて、法定耐用年数により減価償却される場合でも、その法定耐用年数の期間によって、経費で落とされる事になりますので、豆知識として頭に入れておきましょう。

 

修繕費として全額経費で落とせるか、それとも資本的支出と見なされるかは、その屋根塗装を行った時の工事の状況によって変わってきます。

 

修繕費としてみなされる場合

基本的に、屋根塗装工事を行った事によって、数年前に塗装した時と同じ状態に復旧出来た場合(原状回復)。

 

 

資本的支出とみなされる場合

数年前の屋根塗装工事の時はシリコン塗料で塗装したが、少し長持ちさせたいが為に、今回はフッ素樹脂塗料で屋根塗装工事を行ったなどの場合。

この場合は、屋根塗装工事を行った事により、原状回復よりも状態が良くなっている事で資本的支出と見なされます。(見なされる可能性がある、と言う意味。)

要するに、原状回復の工事だったか、それとも原状回復以上の工事を行ったか?と言う意味です。

 

リフォームや屋根塗装工事に関してあまり関心が無くても、屋根塗装工事の費用が経費として落とせると言う事は、知っておくと知らないとでは、確定申告や決算の時にえらい違いが出てきますので、アパートや貸家などの事業用建物を所有している方は、損をしない為にも、頭の中に入れておきましょう。

 

 

ここまで、屋根塗装工事は耐用年数が重要、と言う事でお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?

まとめると、下記9点。

 

・屋根塗装を行わないと、雨漏りの原因にもなるので、周期を守って必ず行う

・屋根塗装工事は耐用年数を重視して塗料を選ぶ

・初回の屋根塗装は、既存板金の塗膜保障期間と、傷み具合でやるかやらないかを決める

・一度屋根塗装工事を経験している場合は、前回塗装の耐用年数と前回塗装の塗膜の痛み具合で、再塗装の時期かを判断する

・高い場所など、工事の状況を直接確認出来ない箇所がある場合は、工事中の写真を撮影してもらうなどして、常に見られていると言う意識を職人さんたちに持ってもらえる様に意識する

・塗料の一斗缶に書かれている塗料の種類が、注文した塗料と同じかをきちんと確認する

・塗り替えなどの周期的なメンテナンスが億劫に感じる時は、カラーステンレスでの葺き替えもお勧め

・自分の家の屋根の傷み具合を指摘してくる訪問販売業者は、玄関を開けずに相手にしない

・アパートや貸家などの事業用建物の屋根塗装工事を行った場合は、経費で落とせる場合がある

 

少し長くお話ししてしまいましたが、こちらのページでお話しした事は、失敗しない屋根塗装工事を行う為に、どれも重要になってくる事ばかりです。

 

ぜひ参考にしていただいて、有意義な屋根塗装工事を行って下さいね!

 

 

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