屋根塗装の初回は築7年目を過ぎたら検討!劣化から適切な塗り時を

屋根の傷みが進行した家

こんにちは、リフォ丸です。

トタンの屋根で住宅を建築された人たちの悩みの一つの中に、屋根の塗装と言うのがあると思います。

果たして、この屋根塗装と言うのは、建築後、何年位経過したあたりから、考えなければならなくなっていくのでしょうか?

 

先に結論からお話ししますが、これは、建築後の築7年目を過ぎたあたりから、徐々に気にしなければならなくなってくる。

と言うのが答えになります。

 

「えっ!… 早くない…?」

 

と思われた方もいらっしゃると思います。

 

そこでこちらのページでは、そのトタン屋根ついて、何故、築7年目を過ぎたあたりから気にしなければならないのか?と言う点を、下記に記した事柄を中心に解説していきます。

 

  • 初回の屋根塗装の適切な時期の見極め方
  • 適切な時期で屋根塗装をしなかった場合の末路
  • 屋根塗装のおおよその価格
  • トタンの寿命を長持ちさせる裏技
  • 周期を守って再塗装を行う大切さ
  • 訪問販売が来た時に注意しする事

 

どれもトタン屋根の健康状態を保つ為に、とても大切な事ばかりですので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

 

 

築7年目を超えると素地が痛んでいくから屋根塗装が必要

築7年目の激しい痛み具合のトタン屋根

なぜ?築7年目から屋根塗装を検討する必要性があるのか?

これも答えからお話ししてしまいますが、屋根素材の素地がむき出しになって、外的な衝撃を直接受けて劣化が進んでいくからです。

簡単にご説明すると、下記の様な感じになります。

 

まず塗装を施す意味をご説明すると、素地の保護デザイン性の2つの為に、塗装と言うのが施されています。

 

ちょっと頭の中で想像してほしいのですが、あなたのいつも運転している車を思い浮かべていただけないでしょうか?

その車のボディには、何かしらの色が付いていると思います。

その色ですが、もしもどこかに、車のボディについている色だけを剝ぐ事が出来る機械があったとします。

それで、その機械を用いて、あなたの車の色だけを剝いでしまいました。

そうしたら、どうですか?

色が剥がされて、車のボディの素地だけがむき出しの状態になってしまいましたよね。

この素地がむき出しの状態のままだと、どうですか?

風雨の影響をモロに受けてしまうと思いませんか?

 

つまり、塗装の塗膜と言うのは、単にデザイン性だけの為にあるものではなくて、素材の素地を保護する為に施されている訳です。

 

そしてトタン屋根の場合は、通常、新築時に使われるものについては、塗膜保障が15年と言う焼付塗装処理が施されています。

しかし、やはりこの焼付塗装の塗膜も一生物ではなくて、住宅建築後に長い間風雨にさらされる事によって、およそ10年から15年を目途に焼付塗装の塗膜が劣化していきます。

つまり塗膜が劣化した事によって、トタンの素地がむき出しの状態になってしまう訳です。

 

先ほどもお話しした通り、この素地がむき出しの状態のままだと、風雨の影響を直接受けてしまう事になりますので、屋根塗装を施して、トタンの素地を再度保護してあげると言う事が必要になってくる訳です。

 

しかし、新築時に使用されるトタンと言うのは、仮に塗膜保障が15年と言われていたとしても、住宅の立地条件やその年の気象状況などによって、15年ももたずに塗装と言うメンテナンスを施してあげないと駄目な場合も出てきます。

そしてそれは、早い住宅の場合だと、建築後の7年前後の時から塗膜の劣化が進んでしまう場合もあります

 

この様な理由から、屋根の状態と言うのは、築7年目を迎えた辺りから気を付けて見てあげた方が良い、と言う事になる訳です。

 

では次に、築7年目を過ぎて、どんな症状が現れたら、屋根塗装を検討した方が良いか?と言う事についてお話ししていきます。

 

 

築7年目を過ぎてこんな症状が出たら屋根塗装を

色褪せが目立ってきた築7年目のトタン屋根

では次に、築7年目を迎えた辺りから気を付けて屋根のトタンを見る様になった時に、どの様な症状が現れてきたら屋根塗装の時期と捉えても良いのか?と言う事についてお話ししていきます。

これも答えからお話しすると、ズバリ、下記の様な症状を見る様になってきたら、屋根塗装の時期がやって来たというサインになります。

 

  • 赤錆
  • 色褪せ
  • チョーキング

 

通常、屋根のトタンと言うのは、鉄とアルミが合わさった、ガルバリウム鋼板という材質のもので出来上がっています。

 

覚えておいていただきたいのが、アルミが混ざっていると言っても、鉄も入っていると言う点です。

 

鉄と言うのは水分に弱く、長時間の間水分の影響を受けると、赤錆を出して錆びていきます。

 

これが屋根のトタン(ガルバリウム鋼板)の赤錆発生のメカニズムになります。

つまり、素地を保護している焼付塗装の塗膜が劣化した事により、素地が直接雨水にさらされる様になり、赤錆が発生してしまう訳です。

 

色褪せについては、素地を保護している塗膜の劣化そのものになります。

長年風雨にさらされる事によって塗膜が劣化して、見た目の風合いも、新築当初の様な濃い輝きのある色とは違って、ぼやけたしまりのない色に変わってきます。

そしてその色褪せが始まると、指などでトタン面をなぞった時に風化した塗膜の色が、まるでチョークの粉が付いた様な感じで指に付く様になります。

ちなみにこれを専門用語で、チョーキング現象と言います。

 

この様に、主に上記でご説明した3つの様な症状を見る様になってきたら、屋根塗装の時期が来たと思っていただいて良いです。

 

 

状況によっては築10年を超えても大丈夫な時もある

こちらのページでは、築7年目と言う事にスポットをあててお話ししておりますので、少し話がそれますが。

上記でご説明した3つの事柄は、築7年を超えた家で、必ずしも出て来る症状と言う事ではありません。

先ほどもお話しした通り、これは住宅が建築されている場所の立地条件や、その年の気象状況などによってもトタンの傷み具合が変わってくるからです。

例えば、海沿いに建築された住宅と、山の傍に建築された住宅とでは、海沿いに建築された住宅の方が、明らかに塩害の影響を受けやすい訳です。

そういう様々な条件が重なって、住宅によっては、築10年目を超えても、赤錆も色褪せも、またチョーキングも全く出てこない、と言うトタン屋根もあります。

いずれにしても、築7年目を過ぎたら気を付けて観察する様にして、上記3つの症状が出始めたら、その時点で、屋根塗装の時期が来たと言うサインだと思って下さい。

 

では次に、上記の3つの症状が出ても、屋根塗装などの適切なメンテナンスを行わなかった時は、どうなってしまうのか?についてお話ししていきます。

 

 

屋根塗装を築7年目を過ぎてもやらなかった時の末路

赤錆の進行したトタン屋根(ガルバリウム鋼板)

築7年以降の家で、前の見出しでお話しした様な状況になった後に、屋根塗装をせずに放置すると、当然ですが、屋根の劣化は進んでいきます。

その場合、具体的にどの様な感じになっていくのかと言うと、赤錆が広範囲に広がる事と合わせて、赤錆の深度が深くなっていきます。

そして、ある意味、この赤錆の広がりと深度の深さと言うのが、トタン屋根にとっては致命的になっていきます。

それでは、なぜ、赤錆の広がりと深度の深さが、トタン屋根にとって致命的になってしまうのかと言うのをご説明します。

 

 

赤錆の深さはトタン屋根では致命的

トタン屋根にとって、赤錆の広がりと、深度の深さが致命的になってしまう理由は、主に下記にあげる2つの理由からです。

 

  • 屋根のトタン(ガルバリウム鋼板)の厚さの問題
  • 赤錆の上に塗っても、塗料は剥がれる

 

まず、通常、屋根のトタンは、アルミと鉄が混ざった材質の、ガルバリウム鋼板と言うものが使用されているのが一般的です。

そしてこのガルバリウム鋼板の屋根トタンの厚さと言うのは、通常、0.35mm~0.5mmのものが最も多く使われています。

 

お気づきの通り、1mmもない厚さなんです。

 

そして実は、塗料と言うのは、赤錆の上に塗っても、きちんとした付着と言うのが望めず、剥がれてしまう習性があります。

つまり、赤錆が出てしまったガルバリウム鋼板の屋根トタンと言うのは、塗料をきちんと密着させる為に、強制的にヤスリ掛けをして、赤錆をそぎ落としていく訳なんです。

しかし、このヤスリ掛けをする事によって、ただでさえ薄い、0.35mm~0.5mmの厚さしかない屋根のトタンを、更に薄くさせてしまいます。

勿論、ヤスリ掛けが嫌だからと言って、屋根塗装自体をせずに、そのまま放置させると、当然、遠くない将来的に、屋根のトタンに穴が開いてしまう訳です。

この様に、赤錆や色褪せ、そしてチョーキングなどの症状が出た後も、メンテナンスをせずに放置すると言う事は、それだけ屋根トタンの寿命を縮めてしまう、と言う事になると言う事をここで覚えておいて下さい。

 

では次に、屋根塗装の費用についてお話ししていきます。

 

 

屋根塗装を築7年目で行った時の価格はこうだ!

屋根塗装の価格を記載する見積書

屋根に現れた赤錆や色褪せ、そしてチョーキングなどを放置すると、屋根の寿命を縮めてしまう事になるので、屋根塗装などのメンテナンスを行うのが需要と言う事はご理解いただけたと思いますので、実際に築7年目くらいの住宅に屋根塗装を行った場合の金額をご説明します。

金額については以下の通りになります。

 

塗装の種類 1㎡あたりの単価 150㎡を塗装した時の金額
アクリル塗装 1,200 180,000
シリコン塗装 1,500 225,000
フッ素樹脂塗装 2,500 375,000

 

屋根と言うのは、35坪~40坪くらいの住宅の場合で、面積が、150㎡前後~200㎡前後あります。

上記の表は、150㎡を例にしてはじき出した金額になります。

依頼される業者さんによって多少の誤差は出て来ると思いますが、屋根塗装については概ね上記の様な金額をイメージしていただければ良いと思います。

 

では次に、少しでも屋根のトタンを長持ちさせる、ちょっとした裏技についてお話ししていきます。

 

 

屋根塗装を築7年目に行った後に水洗いで長持ちを

屋根の傷み

築7年目を過ぎて初回の屋根塗装を行った後ですが、通常は屋根塗装を施した塗料の耐用年数などを考慮して、再塗装を繰り返していく事になります。

しかし、出来れば傷み具合も最小限に抑えて、耐用年数よりも長持ちさせたいところ。

そこでお勧めな方法が一つあります。

 

それは、屋根トタンを水洗いすると言う事です。

 

屋根の塗膜が劣化する原因で一番大きな事と言うのは、常に外気にさらされたままになると言う事。

と言う事は、様々な外的要因にさらされたままの状態になると言う事です。

その様々な要因の中には、お隣の庭に植えられている植栽の枯葉や、風雨に乗ってやってきたゴミなど色々あると思います。

一様にして言える事が、枯葉にしてもゴミにしても、そのまま屋根トタンの汚れの原因となり、屋根にしてみればあまりよろしくはないと言う事です。

しかし、この屋根トタンに付着したゴミや汚れを、高圧洗浄機などを用いて洗い流してあげる事で、屋根トタンの清潔さが保たれる様になります。

業者さんにお願いする事になると思いますので、毎年は出来ないかも知れませんが、それでも2年~3年の間隔で行ってあげるだけでも、全く放置のままの状態と比べると明らかに健康状態が良くなっていきます。

勿論、若干の費用は掛かる事になりますが(1万円前後~3万円前後)、それでも屋根トタンの健康状態が保たれ、トタンが長持ちするとなれば、長い目で見た時、やはり費用の面でも得をすると言う事になります。

そして、次の見出しでもお話ししますが、良好な状態が保たれたままの屋根トタンに対して、周期を守って塗装を繰り返してあげるという事が、ベストの屋根塗装のやり方と言う事になります。

 

 

築7年目で屋根塗装をしたら5年間隔で塗り替えを

5年の周期を守ると言う意味の時計

初回の屋根塗装の後に、水洗いなども行い、出来るだけ屋根のトタン面の清潔さを保った後ですが、屋根のトタンを長持ちさせる意味で、一番大切になってくる事と言えば、周期を守って、再塗装を繰り返していくと言う事です。

 

折角、初回の屋根塗装をしても、その後に再塗装の時期がきても塗装をしなかったり、高圧洗浄機などで水洗いをして、トタンの健康状態に気を配っても、塗る時期を遅らせたりすると、何の為に色々な事に気を配り、初回塗装をしたのか意味がなくなってしまいます。

先ほどもお話しした通り赤錆が発生してしまうと、ただでさえ薄い屋根トタンにヤスリ掛けを施して、屋根のトタンを削っていく事になります。

と言う事は、逆を返せば、赤錆が出る前に屋根塗装を施してあげれば、いつまでたっても赤錆の発生を防げて、ヤスリ掛けなどの作業を施さなくても良い、と言う事になります。

 

一般的に一番多く使用されているシリコン塗料を例にしてお話ししますが、シリコン塗料の耐用年数が5年前後~7年前後です。

この5年前後~7年前後の周期を守って、再塗装を繰り返してあげる事が、屋根のトタンを長持ちさせる一番の秘訣だと言う風に覚えて下さい。

 

次は最後になりますが、築7年前後の家でも、訪問販売業者は巧妙な話術を用いて近づいて来る、と言うお話してをしていきます。

 

 

訪問販売も築7年以上の家で屋根塗装を狙ってくる

訪問販売員とお年寄り

今まで、築7年目を過ぎたら屋根の状態を観察する様にして、適切な頃合いを見て屋根塗装を行う、と言う風にお話ししてきました。

しかし、この築7年と言う事について悪質な訪問販売業者は、築7年を迎えたら、その他の事柄にとらわれずに屋根塗装は行わなければならない、と言うスタンスで近づいて来る事があります。

 

元々、口から本来の姿とは異なる事を口走って、自分の利益だけを奪い取ろうとしてくるので、悪質訪問販売業者と呼ばれている訳です。

リフォーム工事の中でも外から丸見えで、傷み箇所を発見されやすい屋根や外壁などについては、特に訪問販売業者が多くなっています。

 

世の中にある全ての訪問販売業者が、みんな悪質業者と言う訳ではないと思います。

しかし、一番良いのは、全く知らない人が自分の家の屋根の傷み箇所を見て近寄ってきても相手にしない事。

 

世の中には良い業者も沢山いますが、それと同じで、悪い悪質訪問販売業者も沢山いると言う事も覚えておいて下さい。

 

 

ここまで、屋根塗装は築7年目から注意して観察する様にする!と言う事でお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?

要点をまとめると、下記の5つ。

 

  • 築7年目を超えたら、屋根の状態に気を配る
  • 赤錆が発生する前に、屋根塗装を施す
  • 屋根トタンを水洗いして、健康を保つ
  • 5年と言う周期を守って、再塗装を繰り返す
  • 悪質訪問販売業者の口車に乗らない

 

この5つを覚えていただいて、いつまでも健康な屋根の状態を保つ様にして下さいね!

 

 

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