リフォームの順番が丸分かり|外壁塗装の手抜きや施工不良も一発解決

こんにちは、リフォ丸です。

今回はリフォームの順番の中でも
外壁塗装の工事の順番(工程)に
スポットをあててお話ししていきます。

 

ただペンキを塗ればいい…
と違ってやはり外壁塗装にも正しい順番(工程)があります。

 

こんな話を聞いた時はありませんか?

 

去年外壁塗装工事をしたばかりなのに
早くも塗料が剥がれてきた(泣)

外壁塗装をしてまだ3年しかたっていないけど
何だか色がくすんできた気がする…

 

これらは外壁塗装を行った時の
業者の施工不良の他
手抜きにより起こる可能性があります。

あなたもこの外壁塗装の正しい順番(工程)を知る事により
例え業者の施工不良や手抜きがあったとしても
簡単に見抜く事が出来る様になります。

 

是非、ご自宅で外壁塗装を行う際の参考にしていただければと思います。

 

 

リフォームの順番は外壁塗装が一番分かりやすい

一般住宅で使われている外壁材は主に下記の種類に分けられます。

 

①窯業系外壁材

②金属サイディング

③モルタル

④トタン

⑤木(板張り)

⑥ALC外壁材

⑦レンガ

 

もっと深く見ていくと他にも出てきますが
一般的に住宅建築時やリフォーム時に使われているものは
これらになります。

そして⑦にあげたレンガについては
隣り合うレンガ同士の継ぎ目(目地)の補修が絡んでくる事はありますが
基本的に塗装工事でリフォームを行っていくというメンテナンスは
必要ありません。

 

どうしてリフォームの順番は
外壁塗装が一番分かりやすいのかと言うと…

外壁材の種類は色々とあるのですが
①~⑥にあげた外壁材は
外壁塗装でリフォームを行っていく時の順番(工程)が
どれも下塗り~中塗り~仕上げ塗りの3回塗り
というのが基本になっているからです。

 

例えば外壁材や外壁塗装を行う時の既存外壁の状況によって

下塗りで使用していく下塗り材

中塗りで使用していく中塗り材

仕上げで使用していく仕上げ材

が違ってくる事はありますが
材料が違えども
基本、下塗り~中塗り~仕上げ塗りの3回塗りと言う順番になります。

 

それゆえに建築知識の乏しい素人の方でも
外壁塗装でリフォーム工事を行っていく工程の順番を
気を付けて見ていると
現在どんな事をしているのかと言うのが
比較的簡単に分かる様になっています。

 

 

窯業系外壁材を外壁塗装でリフォーム工事を行う際の順番

それではまず一般住宅で最も多く使用されている
窯業系外壁材を例にして
外壁塗装でリフォームする際の
順番(工程)や注意点についてお話ししていきます。

 

 

職人さんが作業しやすい様に足場組が初めの工程

まず初めに外壁塗装を行っていく際に
職人さんたちがしっかりとした作業が出来る様にする為に
足場組を行っていきます。

いくら工事の上手な職人さんでも
足元がグラグラしていて不安定な場所だと
良い工事は出来ませんよね。

足場組を行う際に平屋の住宅の場合
足場は必要無い様に思えるかも知れませんが
基本的に塗装工事の場合は
近隣に塗料が飛散していく可能性がある為
平屋であっても足場を組んで
そこに飛散防止用の養生ネットを取り付けた方が無難です。

ただしこれは基本的にという意味で
その時の状況によっても変わってきますので
この辺りは施工される塗装業者やリフォーム業者と
相談が必要になってきます。

例えばお隣との距離が50mも離れている様なところに
住宅が建っている場合は必要ないと思います。

ただ基本的には平屋も2階建ての住宅も問わずに
足場は必要になってくると言うのを
知識の一つとして頭の中に入れておいて下さい。

 

 

下塗り塗装の前に高圧洗浄で過去の汚れを洗い流す

足場組が完了したら
今度は高圧洗浄機で外壁にこびりついている汚れを
洗い流していきます。

窯業系外壁材の場合
住宅建築時の新品の外壁材には焼付塗装が施されています。

しかしこの焼付で施された塗装の塗膜も
5年~10年と長い期間外気と日光にさらされたままの状態でいると
傷んで粉上に風化していきます。

風化した塗膜と言うのは
指で触ると粉が付く様になり
まるでチョークの粉が付いた様な感じに見える為
一般的にこの事をチョーキング現象と呼んでいます。

外壁塗装を施す際に
この粉状のチョーキングが残ったままの状態で塗装すると
塗料の付着度が弱くなってしまう
きちんとした付着率を確保するために
しっかりとした高圧洗浄で洗い流すという作業が必要になってきます。

それと同時にチョーキングだけでなく
長年の年数と共に外壁に付着した様々な汚れも洗い流していきます。

 

 

下塗りの前に痛み箇所があったら補修工事を

高圧洗浄でチョーキングと一緒に過去の汚れも洗い流したら
いよいよ塗りの最初の工程である下塗りです。

しかし下塗りに入る前に
余計なところに塗料が付着しない様にする為に養生
その他、主に下記の痛みがあった場合は
下塗り前に補修を行います。

 

①外壁材のひび割れやブサブサ箇所

これは塗膜が粉上になり
その後チョーキングの状態を長い期間放置した事によって起こる痛みで
塗膜が劣化してチョーキング状態になった外壁をそのまま放置すると
塗膜の防水の効果が無くなっている為
外壁材が水分を吸い始めます。

そして冬場を迎えると
外壁材に吸い込まれたままになっている水分は
冬の冷気にさらされて外壁材の中で氷ついて
凍害という現象を起こしてしまいます。

 

水分は凍ると体積が膨張します。

 

更に冬場の寒暖の差によって
この膨張と伸縮を繰り返して
結果外壁の表面が剥がれた様なブサブサ状態になってしまう訳です。

 

補修のやり方としては下記の2点のいづれかによって補修を施します。

 

ブサブサになっている外壁材の部分張替え

部分張替えの場合は塗装職人では専門外の工事になる為
ここで大工職人が絡んで来る事になります。

正確に言うと部分的な張替えなので
塗装職人でも出来る人がいますが
いづれにしても専門外の工事になります。

何か問題が発生した時に困ることになりますので
専門職である大工さんに登場してもらった方が間違いないです。

 

パテで固めての補修

外壁塗装におけるパテ補修については
基本的に塗装職人によって行ってもらいます。

勿論大工さんでも出来ますが
パテについてはどちらが専門職とか言う縛りはありません。

 

 

②コーキングの劣化

長年外気にさらされたままの状態で傷んでいくのは
外壁材ばかりではありません。

外壁材と外壁材の継ぎ目やサッシ廻りに施されている
コーキングも傷んでいきます。

コーキングが痩せて隙間が空いてしまっている箇所や
コーキング自体の水分がなくなってひび割れが生じている部分は
雨水の侵入の元になりますので補修が必要になります。

 

コーキングの補修は下記2点のいづれかです。

 

コーキングの打ち直し

隙間やひび割れになっている箇所のコーキングを除去して
新しいコーキングを打設します。

専門の職人さんはシーリング職人(コーキング職人)になります。

しかし外壁塗装工事におけるコーキングについては
塗装職人も専門職と見なせる為
外壁塗装を施してくれる塗装職人に
施工してもらっても問題ありません。

 

コーキングの増し打ち

痩せて隙間が空いているコーキング箇所や
コーキング自体にひび割れが生じている箇所のコーキングを除去せずに
そのままの状態で上から新しいコーキングを重ねて施工します。

こちらもシーリング職人と塗装職人の
どちらに施工してもらっても大丈夫です。

古しいコーキングの上に重ねて
新しいコーキングを施工しても問題ないか?
という話を耳にしたりする時がありますが

問題ありません。

コーキングの打ち直しも
コーキングの増し打ちも
どちらも施工方法の一つですので
既存外壁材や既存コーキングの痛みの状況に応じて
どちらかを選択して施工していくと言うのが大切になってきます。

 

窯業系外壁材の外壁塗装前の補修については
主に上記の2点になりますが
合わせてもう一度外壁全体を見てみて
その他に補修が必要と感じられる箇所がある様でしたら
下塗り前のこの時点で一緒に補修を施していきます。

 

 

サッシ枠やガスメーターに塗料が付着しない様に養生作業

外壁材とコーキングの補修が完了したら
いよいよ本番の下塗り塗装を施していく前に
余計なところに塗料が付着しない様にするために
ビニール等で養生を行っていきます。

 

主にサッシ枠、ガスメーター、換気カバー、エアコンのダクトカバー
などをビニールで覆って養生していく形になります。

 

住宅によってはこの養生作業だけでも
1日から2日かかる場合があります。

 

この養生についても工事前に打合せをしておかないと
一般的に外壁塗装工事を行う際に
一緒に塗るところと塗らないところを
塗装業者のモノサシで施工されてしまいますので
塗ってほしい箇所と塗らないでほしい箇所を
ご家族内ではっきりさせておく必要があります。

 

 

下地が整い準備が出来たら下塗り塗装

足場組、外壁やコーキングの補修
養生作業が終わったら準備万端。

いよいよ外壁塗装工事の本体工事である
最初の工程の下塗り作業に入っていきます。

 

窯業系外壁材においては一般的に下塗り材として使用されるのは

・シーラー

と呼ばれる下塗り材になります。

 

その他に

・アンダーフィラー

と呼ばれる下塗り材を使用する事もありますが
殆どの場合
シーラーを下塗り材として施工していきます。

このシーラーとアンダーフィラーという下塗り材は
簡単にお話しすると接着剤の様な役割をする材料になります。

中塗り作業に入る前に外壁全体にシーラーを塗る事によって
既存の外壁材と中塗り材の
密着度を高める役割をしてくれる様になります。

 

シーラーを塗ると外壁が全面的に真っ白になります。
(状況よって透明なシーラーを使用して施工していく場合もあります。)

 

ちなみにアンダーフィラーで施工しても真っ白になります。

 

塗りの作業が始まって家の外壁が白くなりだしたら
下塗りが施されているというのが分かる様になりますので
業者の方で何かの理由があって透明なシーラーを使用する以外は
色が白のシーラーで施工してもらった方がいいでしょう。

その方が自分の家の施工状況が分かりやすいという事にもなります。

 

そして下塗りとしてのシーラーを塗装した後は
完全に乾くまで放置する必要があります。

 

目安でシーラー塗装後4時間~5時間前後。

 

ただ外気温や使用していくシーラーのメーカーによっても変わってきますので
シーラー塗装後4時間~5時間経過したのち
手で触った感触で乾いていると感じられるようであれば
次の工程に進んでいただいても大丈夫です。

 

外壁塗装などの塗装工事と言うのは先ほどお話しした通り
下塗り~中塗り~仕上げ塗りの3回塗(3工程塗装)が基本になります。

しかしだた3回塗れば良いという事ではなく
初めに塗装した下塗り材が完全に乾いて
膜が出来上がった時点で
次の塗りの作業を施す事が重要です。

要するに乾いた膜が何層あるかと言うのが
最も重要になってきます。

 

よく外壁塗装後数年しか経過していないのに塗膜が剥がれてきた
という話を聞いたりすることがありますが
完全に乾ききっていないのに次の工程に進んだという事が
原因になったりする場合もあります。

 

 

下塗りが乾いたら中塗り作業へ

塗料の密着力を高めてくれる
シーラーの塗りが終わって完全に乾いたら
今度は中塗り作業に入っていきます。

中塗りとこの後で説明する仕上げ塗りで使用していく塗料は
主に下記の4種類になります。

塗料の種類 目安の耐久年数
アクリル塗料 3年~4年
ウレタン塗料 5年~7年
シリコン塗料 7年~10年
フッ素樹脂塗料 10年~15年

 

上記の4種類の塗料で違ってくるのは主に耐久年数になります。

外壁塗装工事は殆どの場合
金額的にも100万円以上の工事になってくると思います。

さらに工事の規模も足場を組んでの
割と大きな工事になってきますので
短い期間に何度も行うという訳にもいかなくなってくると思います。

そういう意味でも使用する塗料は
最低でも10年前後はもつシリコン塗料以上をお勧めします。

 

中塗り完了後は下塗りのシーラーと同じで
目安で4時間~5時間は放置して
きちんと乾いて膜が張ったのを確認してから
仕上げ塗りに入る様にしましょう。

 

何度もお話ししますが
きちんと乾かした膜が何層出来たのか?
と言うのが重要になってきます。

 

そして中塗りで注意するポイントはもう一点

 

・中塗りで使用する塗料と
最後の仕上げ塗りで使用する塗料の色を違う色にする。

 

という事です。

 

これも工事に入る前の打合せ段階で事前にお話ししておかないと
塗装業者やリフォーム業者のモノサシで
同じ色で塗られてします事が殆どです。

何年も外壁塗装に携わっていて肥えた目をお持ちの方であれば
同じ色を塗っても中塗りの段階なのか
それとも仕上げ塗りなのかと言うのが分かると思いますが
普通は同じ色で塗られてしまうと
中塗りなのか仕上げ塗りなのかというのは
分からないのが当たり前だと思います。

しかし例えば
下塗りでシーラーの白で塗って
中塗りで黄色の塗料を塗って
仕上げ塗りで赤の塗料を塗れば
建築や外壁塗装に関してあまり知識をお持ちでない方も
今何回目の塗り作業をしているというのが
一目瞭然で分かると思います。

実はこの中塗りと仕上げ塗りの色を変えて塗ると言うのは
殆どの塗装業者では嫌がります。

しかし塗装工事が完了して1年後に
折角塗った塗料が剥がれてきたら
何の意味もありません。

多少煙たい顔をされても
工事が始まる前の打合せ段階の時に
きちんとお話しする様にしましょう。

 

 

きちんと乾いたのを確認したら仕上げ塗りへ

工事も大詰めに入ってきていよいよ仕上げ塗りです。

中塗り作業を施して
きちんと乾いて膜が張ったのを確認したら
最後に仕上げ塗りを施していきます。

 

注意する点は下記

・中塗りとは違う色で仕上げてもらう。

・仕上げ塗りが終わった後もきちんと乾いて膜が張ったのを見届ける。

 

仕上げ塗りは完了した後に直接目に入って来る色になります。

この仕上げ塗りで施される色を見ながら
次の外壁塗装の時期がやって来るまで
過ごしていく事になります。

 

どんな事でも
段取りを踏んで過程の部分が大切と言いますが

ここまで来るまでの間

 

高圧洗浄

チョーキングとその他の汚れをきちんと洗い流す。

外壁材とコーキングの補修

下塗り作業に入る前に外壁材とコーキングの痛み箇所を直して下地を整える。

下塗り

白いシーラーで塗装してもらい
きちんと乾いて膜が張ったのを確認する。

中塗り

最後に塗る仕上げ色とは違う色で塗ってもらう
きちんと乾いて膜が張ったのを確認する。

 

と押さえなければならないところを確認しながら
進めてきたと思います。

最後の仕上げ塗りを施す為の下地は
すでに出来上がっています。

先ほどお話しした2つの注意点を頭に入れながら
出来上がりを楽しみに待ちましょう。

 

 

足場が組んであるうちに再度点検を

仕上げ塗りも乾いて膜が張ったのを確認して
工事も本当に終わりが近づいてきました。

しかし実はまだ終わりではありません。

安心してはいけません。

 

仕上げ塗りが終わったら下記の点!

・足場に施工されている塗料の飛散防止用ネットを外してもらう。

 

飛散防止用ネットを外してもらった時点で
まだ足場は組まれているものの
ようやく完成間近のあなたの家の
全体が見渡せる様になると思います。

 

全体が見渡せる様になったところで下記の点。

・仕上げ色に色むらはないか?

・塗り残しの部分はないか?

・余計なところに塗料がついていないか?

・指定した仕上げ色で完成はイメージ通りだったか?

 

上記の色むら、塗り残し、余計なところへの塗料の付着については
足場が組まれている内に手を入れてもらって
解消されるようにして下さい。

 

問題はもし指定した仕上げ色と
完成したイメージが当初の思い描いていたものとかけ離れていたら
です。

その対処法は下記のページで詳しく解説していますので
こちらのページを参照して下さい。

外壁塗装の色選びで失敗したら?|家族の為に人生時には思い切りも必要!

 

 

長かった外壁塗装工事も足場解体へ

色むらも塗り残しも解消されて
余計な箇所へ付着した塗料もふき取ってもらったら
ようやく足場の解体です。

窓廻りや換気カバー等に取り付けられている
塗料付着防止用のビニールの養生も外してもらい
足場も全部解体されました。

 

いかがですか?

 

綺麗に外壁塗装はされていますか?

 

次回の外壁塗装の時期まで10年以上は
今回塗った仕上げの色を見ながら生活していくことになります。

 

そして次回の外壁塗装の時期になると
子供たちも巣立って家族構成も変わっているかも知れません。

 

あなたと家族を四六時中守ってくれる我が家の外壁。

 

ここまでお話ししてきたことを参考にしていただいて
後悔をしない外壁塗装工事を行って下さいね!

 

こちらの記事もお暇な時に読んで下さいね。

リフォームの相見積もりの断り方|比較した業者には人として丁寧な対応を

 

外壁塗装の色選びで失敗したら?|家族の為に人生時には思い切りも必要!